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■ポイント配置図(左写真と比較してください)
■当初の切換装置
(ポイントBとDは同時切換。暫定でつないでみたものの使いにくい)
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各番線とポイントの位置関係を整理したもの。 複数のポイントを同時に切換える必要あり。
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■動作原理説明■
ここで使用するポイントはTOMIXの新型(2線式)です。
◇充電◇
スイッチを充電側に倒すと、電流はコンデンサを充電する
方向に流れます。コンデンサが充電されるまでの間、電流
はコイルを駆動し、充電が完了すると電流も止まります。
◇放電◇
スイッチを放電側に倒すと、コンデンサに蓄えられていた
電荷が先ほどとは逆のルートで流れ、放電終了までコイル
を駆動します。
充電・放電のどちらを定位にするかはコイルの極性で決まります。
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■マトリクス回路基本形■
ポイントマシンA〜Dと番線#1〜5について
真理値表に沿った動作をさせるための回路図。
それぞれの関係がわかりやすいようにマトリクス状にして
いるため実際は使用していないラインも描かれています。
充電用・放電用ダイオードが接続されているところが
その位置で動作するポイントです。
ロータリースイッチで#1〜5を順次切換えます。
直感的にわかりやすくするためにロータリースイッチを使用しています。
そのため、#1からいきなり#5には転換できません。
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■実際に製作した回路■
必要なダイオードのみを接続した回路です。
こでれポイントマシンA〜Dを一括切換できます。
使用する電解コンデンサの容量は1000〜3300μF
程度で良いと思います。(ポイントマシンにもよります)
今回は以前に試作した基板を流用したので、3300μFのコンデンサ
を使用しています。結構力あります。
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ロータリースイッチ1つで5つの線を切換します。 ケースはすっぴんなのでいずれ化粧をします。
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ポイントマシンからの線を接続する部分。 流用基板+やっつけ工作のため、お見苦しい配線です。
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基板の状況。コンデンサは3300μFの者を使用。 (ロータリースイッチは2回路5接点)
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ダイオードはありあわせの整流用シリコンダイオードを使用。 (確か1A程度の容量)
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スペースの都合でスイッチがかなり端に寄っています。 (そのためケースは縦置き)
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ポイントマシンからのコードがそのまま接続できます。 (写真のコードはポイント制御用電源)
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■ご注意■この回路は自分用に設計・製作したもので、動作や性能を保証するものではありません。 自分用にはきちんと動作していますが、
現物にあわせて調整をしている場合もあります。製作される場合は、個人の責任で十分理解したうえでお願いします。
電子部品の基本的な知識のある方を対象に記載しています。 説明が不十分な点はご容赦ください。(どうぞご質問ください)
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