■マイクロパワーパック回路図
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電圧可変回路。
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■基本回路■
LM317TというレギュレータIC(¥100くらい)を使用した
簡易型の可変電圧回路です。
このICを使用すると少ない部品点数で1.2Vから
最大35Vくらいまでの可変電源が作れます。
使用する素子はICのほかにコンデンサと抵抗だけです。
電圧はボリュームでコントロールします。
逆転器が必要なので、出力側に入れてあります。
入力のダイオードは逆接続防止のためですので、
なくても動作に差し支えはありません。
基板が小さいので、ボリュームの端子にぶら下がる形になります。
写真は初期の試作品なので逆転器がトグルスイッチです。
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可変電圧レギュレータIC LM317T
これで1.5Aまで使用できます。1個100円くらい
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今回使用した2kΩのボリュームです。
こんな普通のボリュームで十分制御できます。
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アルミケースに取り付けて様子を見ます。
このケースは他で加工を失敗したものの使い回しです。
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逆転器をロータリースイッチに変更するため、
トグルスイッチが追いやられています。
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LM317Tの基板はボリュームの端子に取り付けられています。
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LEDは開いてしまっている穴をふさぐためにつけています。
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結構なサーカス配線ですが、これでもちゃんと動作します。
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完成したパワーパックです。化粧シートを貼りました。
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メインの制御器と接続します。
接続は4ピンのコネクタ1個で電源のやり取りを完結しています。
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当鉄道の制御システムです。
メインの制御盤、サブのパワーパック、ヤード用ポイント制御器です。
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■使用感■
主にBトレインなどの軽い負荷の車両を走らせていますが、必要にして十分な性能で、スローもちゃんと効きます。
何しろ、部品点数はわずか、製作もあっという間でこれだけ使えれば文句なしです。
今回は電流をそれほど必要としないのでLM317には放熱板をつけていませんが、
きちんと放熱すれば1.5A流す能力があります。
出力の短絡などの保護回路はつけていません。不安な場合は出力側にPTCなどを挿入すると良いでしょう。
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■ご注意■この回路は自分用に設計・製作したもので、動作や性能を保証するものではありません。 自分用にはきちんと動作していますが、
現物にあわせて調整をしている場合もあります。製作される場合は、個人の責任で十分理解したうえでお願いします。
電子部品の基本的な知識のある方を対象に記載しています。 説明が不十分な点はご容赦ください。(どうぞご質問ください)
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